2012年1月30日月曜日

SKYMET新春企画♪

続!明日から役立つ、感染症のA、B、C

感染症診療のピットホール!

日時:2月6日(月)18時30分~20時30分
場所:ふれあい会館 第1会議室

講師:細川 直登先生(亀田総合病院 総合診療・感染症科)
    IDATEN(日本感染症教育研究会)代表世話人

SKYMETの開設記念で開催した、シリーズ「感染症」講演会の続編。復習をかねて日常診療を向上させましょう。

協同病院版 ウルトラクイズ もあるよ
¨ 研修医1年目をチームリーダーとした3チーム対抗のウルトラクイズ。
¨ 優勝チームには、豪華景品あり。

◆参加お申し込みはこちらから

2012年1月11日水曜日

新年のご挨拶を兼ねて

  明けましておめでとうございます。

 埼玉協同病院教育研修センター(SKYMET)を立ち上げた最初の年、2011年が幕を閉じました。2011年は、私達に決して忘れることのできない「辛い記憶」を刻んだ年になりました。
 昨年11月、注目のピアニストが、22年振りに日本でショパンのピアノ協奏曲を弾くという、クラシックファン垂涎の的になっていたコンサートを聴きに行来ました。予定のプログラムが終了し、アンコールに入った時、四人のトロンボーン奏者が客席に向かってメッセージを発しました。
 「311日の大震災のあと、フェルヘルストは、日本の皆様が受けた大きな痛手に思いをいたし、また、このような困難を冷静に受け止め、尊厳を以て立ち向かう東北の皆様に、心からの尊敬をこめて、“ 日本に捧ぐ歌 A Song For Japan ”を作曲しました。この曲は今、世界中のトロンボーン奏者によって世界各地で演奏されています。」
 その曲は、四台のトロンボーンが暖かく優しく響き合い、聴衆の心にも深く響く美しい調べで、思わず涙がこぼれました。
 トロンボーンの音を聴きながら、「心を寄せる」ということを考えました。日々、具体的に何かが出来るわけではないけれど、私達は、被災された方々に心を寄せ続けたいと思います。あの大震災を「過去」にしてしまわないために。


 あの日、日本は未曾有の大災害を経験しました。けれど、あの日から私達は、「本当に大切なものは眼に見えない(サン・テグジュペリ)」ということを実感しています。
 2011年は、日本人が美徳を思い出し、品性をとり戻し、再び世界中の尊敬を集めるようになった契機であったと、皆で振り返る日を迎えられるように、「がんばろう、日本!」


 新しい年、2012年が日本にとって、世界中の人々にとって、幸せな1年になりますように。そしてこのブログを読んでくださる皆様にとって飛躍の1年になりますように、心からお祈り申し上げます。

埼玉協同病院教育研修センター(SKYMET) 村上 純子