病棟業務が始まって丸一月が経過し、早くも各病棟で「必要欠くべからざる人材」になっている1年目研修医の3人です。6月は研修医カンファレンスが5回行われました。
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※毎週木曜日、13時~16時SKYMETにて
行われます |
| One point advice | Case study: | IDATEN感染症セミナーから |
第4回 | Vibrio vulnificus | 貧血を呈する疾患 | 皮膚・軟部組織感染症のマネジメント |
第5回からの4回は実習です。
| Plenary lecture | Practice | IDATEN感染症セミナーから |
第5回 | 末梢血塗抹標本から分ること | ①末梢血塗抹標本の作り方 | 骨・関節・軟部組織感染症のマネジメント |
第6回 | 血液型 ABO型とRh(D)型について | ②輸血前検査 No.1 血液型 | 免疫不全患者の肺感染症へのアプローチ |
第7回 | 交差適合試験・抗体スクリーニング | ③輸血前検査 No.2 交差適合試験 | 感染性心内膜炎のマネジメント |
第8回 | | ④末梢血塗抹標本の読み方<正常編> | |
詳細は下記をご覧下さい!
〈第4回 6月2日〉
◆One point advice:Vibrio vulnificus
人喰いバクテリア」と呼ばれるものの一つ、Vibrio vulnificusについて。ところで、皆さんは「汽水域」という言葉を知っていますか?Vibrio vulnificusのkey wordです。
◆IDATEN感染症セミナー:「市中感染症診療の考え方と進め方」から
第2章 3.皮膚・軟部組織感染症のマネジメント
◆Case study:貧血を呈する疾患
血液一般検査を読み尽くす!
MCHCは何を示している?RDWって?Retは奥が深い!
鉄欠乏性貧血
巨赤芽球性貧血
血球貪喰症候群
遺伝性球状赤血球症
第5回からの4回は実習です。「いつまでもいると思うな、上級医と検査技師」
基本的検査は、自分一人でも正確に実施することが出来なくてはなりません。
(実習の様子はこちらもご覧下さい♪ →
研修医のつぶやき)
〈第5回 6月9日〉◆IDATEN感染症セミナー:「市中感染症診療の考え方と進め方」から
第2章 4.骨・関節・軟部組織感染症のマネジメント
◆Plenary lecture:末梢血塗抹標本から分ること
わずか1滴の血液で、何がどの程度分るのかを確認
血球の分化と成熟について
多能性幹細胞が末梢血の細胞になる「系統図」を作成
◆Practice:末梢血塗抹標本の作り方
緊急検査室の協力のもと、採血、末梢血塗抹、染色を実習しました。スライドガラスと引きガラスさえあれば、どんな過酷な状況でも美しい塗抹標本を引く事が出来るようになりました。
〈第6回 6月16日〉
◆IDATEN感染症セミナー:「病院内/免疫不全関連感染症診療の考え方と進め方」から
第3章 23.免疫不全患者の肺感染症へのアプローチ
◆Plenary lecture:血液型 ABO型とRh(D)型について
オモテ試験 抗A血清で凝集(+) 抗B血清は凝集(-)
ウラ試験 A型血球で凝集(=) B型血球も凝集(=)
さて、あなたの判定は?輸血はどうする?
◆Practice:輸血前検査 No.1 血液型
緊急検査室の協力のもと、ABO型とRh(D)型の実技実習。
まさか、Bombay型か!?
written by Dr.murakami
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