2014年3月6日木曜日

SKYMET講演会 ~感染症から学ぶ診療セミナー~「感染症診療の実際」

201427日(金)夕方~感染対策委員会・SKYMET共催で
『「感染症診療の実際』と題して、細川 直登 先生(亀田総合病院)をお招きし、ご講演いただきました。
細川先生、今回で3回目の講演会です。

104名の参加者が集まり、以下のような内容で盛況に開催することができました。

今回のセミナーは2部構成。

『感染症診療』と聞くと、「イメージが浮かばない」「興味があるけど難しそう」と感じる方も多いと思います。
その中、「職種に限らず多くの方に学んでもらいたい!」というSKYMETの想いから、講演が2部構成になったと聞いています。その効果もあり 、講演開始前から会場が参加者でいっぱいでした。多くの人が、『感染症診療』に興味を持っていることがわかりました。

亀田ってここなんですよ。

第一部 u  感染症診療の基礎(全職種対象)

医師に限らず多くの職種が学習できる様、「感染症診療の基礎」がテーマになっていました。

基本的には、発熱に対して反射的に抗菌薬を使用しない。「熱が高い」「CRPが上昇している」という事のみを根拠に抗菌薬を開始しない。亀田総合病院では、感染症診療の指標としてCRPは一部を除いてほとんど使用していないという細川先生の発言に「おぉー」という声があちらこちらから聞こえてきました。講習会に参加されたみなさんのご施設ではいかがでしょうか?

発熱の患者さんに対して、「①発熱の原因は感染症か?」を考えることから 「②感染臓器を決定」「③病原微生物の検討」「④抗菌薬の選択と使用」「⑤治療効果の判定」までを、細かく教えていただきました。感染症の患者さんの診療や治療が、どのように行われているかを詳しく学ぶ良い機会になりました。
いつも、わかりやすいお話しなので、たくさんの職員が!

第二部u  症例から学ぶ感染症カンファレンス
      (対象:医師,看護師,薬剤師,検査技師,その他興味をお持ちの方)


前半に引き続き、アナライザーを使用してクイズ形式で症例を検討しながらの講演でした。

解答に迷う問題を周囲に知られること無くこっそり答えられるアナライザーの魅力を充分に活用させていただきました。

2部では、感染症の診断から治療、治療効果の判定までを症例を通して学ぶことができました。
培養で検出された菌のすべてが起因菌ではない。そして、「菌がいない」ことが治療の目的ではないことや、Gram染色が感染症の診断・治療で有力な手段となるということを学びました。


有力な検査が適切に実施できるよう、看護師として、適切なタイミングで確実に検体が採取できるよう実践と働きかけして行きたいと思います。

報告:感染対策委員 Y

2014年3月3日月曜日

いよいよ年度末。。。

2月に降った大雪もすっかりとけ、春の気配がしてまいりました。

SKYMETでは、全国に飛び回るスタッフのお土産が華やかになっていました。

こんなものも!
本体にもプリントされているのか。。。
されていました!
お雛様の和菓子、おいしゅうございました。
こちらは、次長よりかわいい差し入れ。
本日いらした医学生さんのお茶菓子に。
2年目研修医は、いよいよ修了。
レポートも提出されました。

お別れの季節ですね。

来年度に向けて、SKYMETも準備中です!