永遠に続くかと思われた暑い暑い夏が、やっと終わったと思ったら、急速に寒くなってしまいました。日本の四季は、いつの間にか夏と冬が5か月、春と秋は各1か月になってしまったようです。
さて、研修医カンファレンス、8月末から更新していませんでしたが、ほぼ毎週継続しています。継続は力なり!
1年目研修医4人は、全員揃ってスタートを切った総合内科病棟を離れ、現在3ヵ所目の内科系病棟で研修を続けています。業務の進め方、情報収集の仕方、休みの取り方、患者さんとの距離のとり方、コメディカルスタッフとの関わり方等々、各自の個性によって様々です。まずは、「やってみなはれ!」です。
◆10月16日のカンファレンス
注目の新しい抗菌薬を調べてみよう。
セフタロリン
チゲサイクリン
トレゾリド
フィダキソマイシン
4人がそれぞれの薬について、特徴、「売りは何か」などを検索し、11月2日の内科部会で発表しました。
◆10月23日 → 病棟医事課から 「保険診療のルール」で、研修医カンファレンスはお休み。
◆10月30日のカンファレンス
血液疾患up to date
慢性骨髄性白血病
特発性血小板減少性紫斑病
再生不良性貧血
多発性骨髄腫
の4疾患について、最近の治療を検索し、まとめました。上記の4疾患は、大学病院(およびこれに準ずる病院)ではない、地域の中規模病院でも、十分に対応が可能な血液疾患です。
◆11月6日のカンファレンス
久しぶりにR-CPCを実施しました。
胸痛、呼吸困難を訴え救急搬入された61歳の男性。
血液検査データに大きな異常は見られないにもかかわらず、血液ガスが以下のようなデータでした。
10Lマスク
pH 7.462
PCo2 35.7
PO2 93.1
HCO3- 25.2
ERや当直に入るようになり、重篤な患者さんにfirst touch…ということも経験するようになっています。
頑張れ!!
教育研修センター長 村上