朝晩は少し涼しい風が吹くようになりましたが、日中はまだまだ暑い!!
総合内科病棟での4ヵ月間の研修を終え、8月から、1年目研修医は4つの内科病棟に分かれて所属することになりました。これまでは、「同僚」がいて、時には「学生気分が抜けていない!!」と注意されることもありましたが、これからは、”病棟の医師は指導医ばかり…”という状況で研修を継続します。
暑さと緊張と疲労で、多少体調を崩す研修医も出ましたが、何はともあれ健康な身体が基本です。自分の体調管理がしっかり出来るようになりましょう。
◆2012.8.15
輸血前検査ーその1-
ABO血液型とRh(D)型
血液型判定と交差適合試験は、「初期研修医が一人で実施できるようになる」というランクに位置づけられる研修獲得目標の一つです。
埼玉協同病院の1年目研修医は、必ず、一人で出来るようになるまで実技実習をします。
ちなみに…
埼玉県で、日本輸血・細胞治療学会認定施設になっているのは、
埼玉医科大学病院
埼玉医科大学 総合医療センター
防衛医科大学校病院
埼玉医科大学国際医療センター
と
埼玉協同病院 だけなんですよ~
学会ホームページ→
http://www.jstmct.or.jp/jstmct/CertDR/Organization.aspx
さて、例えば……
オモテ試験 抗A血清 凝集(+)
抗B血清 凝集(-)
ウラ試験 A型血球 凝集(-)
B型血球 凝集(+) だったら A型ですよね。
では、
オモテ試験 抗A血清 凝集(+)
抗B血清 凝集(-)
ウラ試験 A型血球 凝集(-)
B型血球 凝集(-) だったら 判定は?なぜ?
…ということで、基礎知識を仕入れ、20日(月)は実習です。
☆研修医へは
自主制作プリントを渡しました。